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ファゴット奏者磯崎早苗のブログです。
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年度末。
 こんばんは!

今日は、「楓の歌」というCDに入っているボワモルティエ作曲のソナタを聴きながらブログを書いています

ボワモルティエという作曲家はあまりなじみないかもしれません。1600年代に生まれたフランスバロックの作曲家です。多作家だったようで、ヘ音記号のためのソナタが大量に書かれています。チェロ二本で演奏したり、ファゴット二本で演奏したり、トロンボーン二本でも演奏したりするみたいです。

「楓の歌」は、私の楽器を看て下さっている、元東京都交響楽団ファゴット奏者の馬場自由郎さんと読売日本交響楽団の武井俊樹さんのお二人のデュオCDですボワモルティエのソナタの他に、ボザのコントラストなどが収録されています。

さて。年度末。毎年の今頃の時期は毎日仕事で休みがほとんどなく、確定申告に行く日をやっとの思いで見つけていたのですが、、、、今年は暇です。

暇なので、この二週間はとにかくエチュードさらっていました。

まずはこれ。


次にこれ。

そしてこれ。


そしてこれ。


こういう風に本当にじっくりエチュードをさらった期間は初めてかもしれません。。。。学生の頃は、曲に追われ、バイトに追われ、合わせに追われ、仕事に追われ。。。。。。

学生の頃からどうも仕事に対する付加価値みたいなものを重要視しなければいけない、というような意識が強く、、、仕事がないと駄目だと思っていました。

もちろん、音大を出たからには音楽に関する仕事をするのが一番いいのだと思うのですが、学生の頃にそういう考えを持ちすぎていたために、焦るばかりで一番肝心な練習への熱意が足りなかったと今だから感じることができるような気がしています。

音楽家、、音楽を仕事にする人は練習するのみ。現在の藝大の学長であられる宮田先生が、TV(爆笑問題の爆門学問)でおっしゃっていた言葉がすべてだと思います。

「つべこべ言わずに黙ってねじる」(宮田学長のご専門は美術・彫金)

素敵です

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プロフィール
磯崎早苗 ファゴット
埼玉県出身。13歳よりファゴットを始める。 東京芸術大学音楽学部を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程修了。 桐朋オーケストラ•アカデミー修了。
2007年日本ヴィラ=ロボス協会主催ヴィラ=ロボス生誕120周年記念コンサートにソリストとして出演。2008年オーケストラアンサンブル湘南とモーツァルトの協奏交響曲を共演。2009年桐朋学園大学音楽学部嘱託演奏員。 2015年日暮里サニーホールにおいてソロ・リサイタルを開催。
これまでに、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京ニューシティ管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、大阪フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団に客演。
これまでにファゴットを塚原里江、岡崎耕治、水谷上総の各氏に師事。桐朋オーケストラ・アカデミーにて岡本正之、河村幹子、井上俊次の各氏に師事。室内楽を山岸博、三界秀実、佐久間由美子、水谷上総、渡邊健二の各氏に師事。
現在、フリーランスのファゴット奏者としてオーケストラ、室内楽、吹奏楽指導など多岐に渡り活動中。洗足ニューフィルハーモニック管弦楽団団員。洗足学園大学演奏補助要員。Ensemble Joyeuxメンバー。
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